ken741’s diary

日々気になることをアウトプットしていきます。

発達障害の娘、歯みがきが大嫌いで虫歯だらけに?!

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お子さんの歯みがきに苦労されている保護者のかたは、とても多いのではないでしょうか。

 

筆者の娘(6歳)は自閉症スペクトラムで、以前は口の中に歯ブラシを入れるだけで大泣きしていました。特性がわかる前は、全力で拒否する娘を押さえつけて歯みがきをしていたので、パニックになってしまうこともあり、歯みがきをせずに寝かせてしまうことが度々ありました。

 

3歳の歯科検診で、「このままだといつ虫歯になってもおかしくない」と言われてから、歯みがきの時間をできるだけ楽しい時間に変えていく工夫をしていきました。

 

虫歯になれば治療のために何度も歯科治療を受けなければなりません。できることなら虫歯になる前に、歯みがきを習慣化してしっかりと予防していきたいものです。

 

今回は、我が家で虫歯予防のために実践していることをご紹介します。

 

 虫歯を招きやすい娘の特性

 

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・触覚過敏があり、口に歯みがきを入れるのを嫌がる。

以前は、歯ブラシのブラシの部分が口腔内に入るだけで異常に嫌がっていました。触覚過敏だとわかる前は、無理やり歯みがきをしていましたが、それはかえって逆効果でした。ただでさえ「口の中にブラシがあたる」という嫌な刺激に、「無理を強いられる」という嫌な経験が結びついて、余計に娘にとって歯みがきは苦痛な時間になっていたのです。

    

偏食がある。(同じものを食べ続ける)

娘はチョコレートとりんごジュースなど、甘い食べ物ばかりを好んで食べる傾向があります。

また、外出先で癇癪を起した際に、ラムネや飴を食べさせてクールダウンすることもあるため、日頃から虫歯になりやすい甘い食べ物を口にしていることも原因の一つと言えます。

 

言葉の遅れがある。

コミュニケーションが思うように取れず、歯みがきの必要性を理解してもらえなかった

ことも挙げられます。

 

虫歯にならないために予防していること【娘の場合】

 

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  • 定期的に歯科検診を受けている。

定期的に通っているので、歯科医院の場所や医師のことを覚えていて、今では怖がることなく検診を受けられるようになりました。

  

  •  だらだら食べをしないように、ルールを決めてお菓子を食べる。(時間や量)

 

  •  お気に入りのキャラクターの歯ブラシを使用している。

 

  •  動画を見せながら歯をみがく。

歯みがきの時間は、動画を見られる時間にして、ルール化しました。歯みがきとは別のことに意識を向けられるので、これが一番効果的でした。

 

その他にも、視覚的に情報を読み取ることが得意なので、歯みがきをテーマにした絵本を一緒に読んだり、一緒に歯みがきをしてみたり、様々な方法を試行錯誤しています。歯みがきは、食べ物を自分の歯で食べるために大切なことだとわかってもらえるような方法を模索しています。

 

 まとめ

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特性のあるお子さんの歯科治療は、恐怖心や不安感からパニックになることがあります。

発達障害児向けアプリの開発もされているので、歯科治療の際に活用してみてもいいかもしれません。

はっするでんたー 公式サイト (hustledentor.com)

 

こちらのアプリは、発達障害のある子どもに歯科治療を行う際に、治療内容をわかりやすく説明してくれるアプリです。視覚的情報の方が耳からの情報より入ってきやすい子ども向けに、絵と音で治療手順を細かく、具体的に説明してくれます。見通しが立てられないと不安になる子どもには、どれくらい口を開けていればいいのか、カウントダウンしてくれる機能もついています。様々な不安を和らげる工夫が施されているので、お子さんの特性にあわせて活用することができます。

 

発達障害の有無に関わらず、歯科治療は苦手な人が多いと思います。虫歯ができてから治療するのではなく、歯が痛くなる前に予防することが大切です。

無理せず、少しずつ、できることから始めていけたらいいのではないでしょうか。