ランドセルの使用は義務?ランドセルに代わるものはあるの?
お盆は実はランドセルが一番売れる時期なんですよ!
今日はランドセルの必要性について考えてみました。
4月、一冊のカタログを我が子が保育園から貰ってきました。そう、ランドセルのカタログだったのです。
正直、年長さんになったばかりなのに、もうランドセルの話?と思いました。しかし現状では、4月頃から多くの家庭で、ランドセルの購入を検討し始め、GW~夏にかけてランドセルを購入している家庭が多いそうです。
先輩ママに聞いてみたところ、10月頃に購入しようとしたら人気モデルは売り切れていたとのことでした。
「ラン活」という言葉があるくらいですから、事前に情報収集をし始めるに越したこ
とはないのかもしれません。6年間使用することを考えたら、適当に決めることはできないですよね。
しかし、どうして日本では多くの児童がランドセルで通学しているのでしょうか?
この記事では、ランドセルの必要性について考えてみました。
ランドセルの使用は義務なのか?
結論から言ってランドセルの使用は義務ではないようです。
小学校にはランドセルで通わなければならない法律などはありません。しかし、多くの人が小学校へはランドセルで通っているというのが現状です。慣習のようなものかもしれません。
なかには、学校指定の鞄があったり、最近ではリュックサックで通学している児童もいますが、まだまだその数は少ないようです。
ランドセルに代わるものは?
ランドセル以外で使用するもので、まず思いつくのがリュックサックです。リュックサックであれば、ランドセル同様、両手が自由に使えるので安全面からも好ましいといえます。
ランドセルが5万円~7万円の価格帯に対して、リュックサックはそれ以下で購入できるものが一般的です。
また、「ランリュック」というリュックサックとランドセルの利点を合わせたデザイン
のものも販売されています。大体が1万円前後で購入できます。
リュックサック、ランリュックの利点をまとめました。
・軽くて背負いやすい。
・ランドセルに比べると安価なので、
子どもの成長に合わせて買い替えもしやすい。
・ランリュックは特に、布製ではあるが強度もある。
ランドセルの良いところは?
リュックサックに比べ、確かにランドセルは高価です。
しかし高価である理由がそこにはありました。
・布製に比べると、頑丈。耐久性に優れている。
・転倒時のクッション代わりになる。
・体の負担を軽減してくれる。
日本の場合、小学生は何冊もの教科書を毎日自宅から学校まで持ち運ばなければなりません。
リュックサックは、それ自体は軽いですが中身が重くなってしまうと、背負いベルトが肩に食いこんでしまうことがあります。
これを6年間続けることを考えれば、頑丈で背負いベルトに工夫が
施されているランドセルを使用する利点はあると考えられます。
我が家の場合
結局、我が子はランドルセルを予約購入しました。
友だち同士で「何色のランドセルを購入したか?」そんな会話が出始めて、自分も欲しくなったようです。
みんなと同じがいいという気持ちもわかります。
子ども本人が使用するものなので、当人がどうしたいかで決めるのが一番いいのかもしれません。
しかし色々な事情があるので、その家庭に合った選択ができればいいのではないかと思います。
ランドセルにもリュックサックにもそれぞれ利点、欠点があります。柔軟に選択できるということが、一番大切な気がします。
我が子も、いつランドセルではなくてリュックサックがいいと言い出すかわかりません。
状況が許すならば洋服を選ぶように、「今日はランドセル」、「今日はリュックサック」と自由に通学鞄を決めてもいいのではないでしょうか。
「皆がランドセルだからランドセル」でもいいのですが、「今日はランドセルがいいからランドセル」と自分で決めて通学できるような環境に、身を置くことができたらといいと思います。